スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

被害者や遺族に寄り添う心

凶悪な犯罪が後を経ちません。その中でも子供をもつ母として、子供たちが巻き込まれる犯罪は特に心を痛めます。

そして、その犯罪の加害者がまた子供であった事件は記憶から消すことができないほど強烈に私の脳裏に焼き付いています。

少し前になりますが、神戸の連続殺人事件(犯人が未成年)の被害者遺族の父の記者会見をテレビでみて、私は本当に遺族の思いを想像し悲しくなりました。

それは、加害者(当時は未成年)が手記をだしたことに対しての怒りの記者会見でした。

世間を震撼させた事件から何年も経って、やっと最愛の息子さんを亡くした辛い思いをなんとか乗り越えようとしている思いを踏みにじられた、出版は止めて欲しかったということを述べられていました。

私は、憤りを覚えました。加害者の男と、そして出版社に対して、本当に憤りを覚えました。

その後、いろんな人のコメントを読みました。
それは、加害者が書いた手記が、本当に心のうちを述べていて読む価値があるという意見もあれば、私と同じように憤りを覚えるという内容のものもありました。
そして、加害者自身は、自分のやってしまったことに対して、手記でも書かなければ存在すらしてはいけないのではないか・・という内容を述べているとういうことを知り(手記は読んでいないし、読む気もないのでわかりませんが)、自分のために自分が苦しめた人をさらに苦しめることへの罪悪感がないのかと・・怒りを覚えました。

時間薬・・これは、本当にその長い時間をかけて苦しみに少しずつ漆をぬるようにして感じなくさせるものもあると私は思います。
その苦しみの程度にもよりますが、愛するものを殺害された場合には癒える手段が本当にないと思います。しかし、それをやっとの思いで生き抜き、愛する人を弔いながら、生きているという感じではないでしょうか。

許しというのは、難しいと思いました。
私はもし自分がその立場になったら絶対に許せないと思います。
時間薬だけをたより生きていくしかないと思うのが遺族なのかもしれない・・そう感じます。

手記出版。
そこには印税が発生するでしょう。
そして、あれだけ世間を騒がせた事件ですから、買う人もいるでしょう。そこに目をつけて売る出版社もあります。
しかし、私はそういうことが遺族の了解がないままなされていることに憤りを覚えるのです。
辛い人の立場でその人がその苦しい時間をどれほどまでに耐えて生きてきたのかを想像すれば、出版してはいけない本だったように思うのです。

加害者が手記をださなければ存在すらしてはいけないという苦悩を持っていたとしても、被害者遺族がそれを望んでいなければ、やはり出版してはいけないと思うのです。加害者の背負う十字架は重いでしょう。ただ、その重い十字架を背負いながら生きなければいけないと思います。被害者遺族をさらに傷つけてしまうことは絶対にしないということが最低限の守るルールのように思います。

話は変わりますが、交通事故被害。まったく非のない被害者が、どんどんとおいこまれてしまうような状況になることを、脳脊髄液減少症という病を通してしりました。

交通事故加害者は、まず損保会社に丸投げし、被害者との接触を拒否するケースも多々あります。
人間は過ちを犯します。それは誰しもそうなので、法律なり制度なりで処罰や救済策があるのは当然のことかもしれません。
ただ、加害者は被害者の心の痛み、苦痛を負わせてしまったならば、その身体の痛みを想像し、謝罪を誠実に行うことが一番大切なのではないかと思います。
自己弁護や、自己救済がまずありきでは、本当の意味での謝罪とは程遠いものだと思わざるを得ません。

弱い方に寄り添う。辛い方に寄り添う。
この姿勢さえあれば、出版業界は加害者がいくら出版したいと言って出版社に自分の手記を持ち込んだとしても、出版することをしなかったと思います。

この意見には、実際にその手記を読んでから意見をのべたら?という考えをお持ちの人もおられるかもしれませんが、私は一生その本を手にすることはないと思っています。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

公共の福祉

あっこ様
みなさま

当地は2期制なので、今週は、「期末テスト週間」です。こどもたちも、夏休みボケを振り払って、真剣勝負の時です。
しかるに、私はといえば、採点も評価もないので、誰よりも夏ボケかもしれません。笑

「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」

「すべての国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」

中3の生徒でも知っている、憲法12条&13条です。
国民の自由や権利はどこまでも認められているのだけれど、「公共の福祉に反すること」は、絶対に禁止されています。

今回の手記出版は、完全に「公共の福祉」を逸脱していると言わざるを得ません。
しかし、裁判では、どの法律のどの部分が違憲なのかを立証する必要があり、行為そのものを訴えても、最高裁では、「棄却」、もしくは、「却下」になってしまうのです。

特に刑事裁判において、被告人の権利だけが十分に尊重され、被害者の人権は、全く蹂躙されているのではないでしょうか?

同じことが、脳脊髄液減少症の訴訟でも言えます。どんなに違法性を訴えても、その根拠となる法律がないために、いつも「門前払い」状態です。それは今後も続きます。本症に保険が適用されない限り…

これが悲しい現実です。ですから、保険適用に向けた法制化に当たっては、絶対に「一大与党」の支持は不可欠なのです。

本を買うことは

続きです。
その本を買うことは、どんな理由をつけたにせよ、加害者に加担していることになります。
わたしは、話題にすらしたくない気持ちです。

あきちゃん先生

あきちゃん先生 こんばんは。

公共の福祉に反する

本当にそうですね。

私も、ブログで書いてしまいましたが、話題にもだしたくない・・
というあきちゃん先生と同感です。

黒でも白でも色を付けること自体、加害者の顕示欲を満たしかねない浅はかなことだったかもしれないとさえ思います。

ただただ、遺族の傷がさらに深まったという事実がやるせないです。

コメントありがとうございました!

万死に価する

あっこ様

事件当日の校門の光景を思うと、胸が傷みます。
犯人を除く全ての人に癒えない傷を与えたと思います。
いくら心神耗弱でも、人間である以上、許されることと、そうでないことがあると思うのです。
日本の司法の弱点です。

子宮頸がんワクチン

あっこ様

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000061-jij-soci
のニュースについて、コメントお出しください。

あきちゃん先生

あきちゃん先生こんばんは。

子宮頸がんワクチンに関しては、かなり以前からかーこが
危惧していたことが起こったようにおもいます。年頃の娘を
もつ母としては、見逃すことのできないニュースですね。

こちらのURLに関しましては、想うところもありますので、
次回記事としてUPしますね!しばらくおまちください。

いつもありがとうございます。
プロフィール

あっこ&かーこ

Author:あっこ&かーこ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。