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愉快に過激に品性をもって

梅雨の季節が近づいてきましたね。今日の雨は、もしかしたら梅雨の始まりかもしれません。私はというと、5月末から非常に忙しくしておりましたが、ひとまず落ち着いた生活に戻りました。

自然災害が本当に多くなりました。自然の驚異を感じるとき、自然が今まで無言で与えてくれている多くのものに思いを馳せ感謝しなければならないなと最近つくづく思っています。

それでは、あきちゃん先生のコメントをご紹介します!


「人生は、選択の連続である。」とは、シェークスピアの名言ですが、どういう選択肢を、どのように選択するのかが大切ですよね。
選択の幅が広ければ広いほど人生は豊かなものになります。

日本人が「選択」というと、すぐ「右か?左か?」ということになってしまいがちですが、そういう両極端だけの人生は、つまらないですよね。
「中道」や「両忘」の考え方は、現代の日本人にこそ、就中「、病を得たときにこそ必要な素養だと思います。
樋野先生の「楕円形」の考え方だけでなく「自分を忘れたところにこそ真実がある。」という考え方そのものだと思います。


さて、本題です。(以下、引用。)

かつて、不治の病といえば結核でした。ペスト、コレラなども怖い病気ですが、これらはみな感染症です。
それに対して、がんはいわば内なる敵ですから、共存することが求められます。我が家に不良息子ができたからと言って、親はわが子を排除することはできません。
がんも共存したうえで、本来の細胞としての役割に戻るよう、穂日進歩する医薬品や医療技術をもって闘うのです。

それはさておき、親しい人ががんだとわかると、「頑張って闘ってください。」「あきらめたら負けですよ。」などという言葉をかけていませんか?
相手を気遣い、励まし、力づけたいと思って心からかける言葉なのでしょうが、だれよりも頑張らなければと思い、頑張っているのは患者さんなのです。そのわきから、「頑張れ」「負けるな」「闘いぬいて」という声を聞かされ続けている相手の本当の苦しみを理解しているでしょうか?
「頑張れ」「負けるな」と言われることは、逆効果ではありませんか。「頑張れない人はだめな人間だ」「負けなのだ」と落ち込んでしまうでしょう。
病気になったことは、決して負けではありません。患者さん自身はもちろんのこと、家族や周囲の人も、それを忘れてほしくないのです。
特にがんのような長期にわたって闘うための治療と経過観察が必要な病気とは、これからの時間を大切に向き合うように過ごしてほしいと思います。
「愉快に過激に品性をもって」
世の中に愉快な人はたくさんいます。過激な人もいます。私が言う「過激な人」とは、実行力、行動力が伴う人という意味です。また、何事にも真しに向き合う品性を備えている人もいます。けれども、この3つを併せ持つ人はめったにいません。だからこそ人の模範になるように、そういう人を目指そう、と私は言うのです。
内なる敵との長い共存の道を歩むとき、人生の目標は必ずあなたの力になるはずです。
(以上)

「樋野先生、ありがとうございます。」そういう気持ちでいっぱいです。
私は、自分の悪性腫瘍を「敵」とも「闘う」とも考えていませんが、「長い共存の道を歩む」という意識は、かなりはっきりしているつもりです。そのモチベーションを樋野先生にいただきました。
他人から見たら、「なんとノー天気なことか。自分の病気をもっと心配しなさい。」と思うでしょうが、このくらい緩いほうが、私の生き方に合っています。



ここまで。

あきちゃん先生は常に闘わない姿勢のことをおっしゃっています。自身の考え方を強くサポートしてくださる医学会の権威がいらっしゃることは本当に心強いと思います。

医師の考えと自分の考えが違ったり、以前は医師の暴言が隠撮されてニュースになるようなこともありました。樋野先生のような先生が増えるといいなと私も思いました。

闘うという姿勢には勝ち負けがついてまわるような気がして、ひとつ前の記事の話にもつながりますが極端な気がして私もあまり好きではありません。治らないと言われるような病はとくに、負けたら生きる価値を奪われるような気もして、なんだかそれも違うな・・と私は思っています。

そして、この章で樋野先生が述べられている言葉の中に、患者の家族やお見舞いに行く時のその人の姿勢についての心得もありました。私は、「かわいそう」という言葉をかけることはしません。なぜなら、自分が病になったときを想像して、その時にかけられたくない言葉が「かわいそうに」という言葉だからです。同情というより、その言葉は上からの視点があるような気がして自分は使いたくない言葉です。

かけられて嫌だなと思う言葉には価値観が関わってくるので、とても難しいと思います。

「頑張って」という言葉に傷つくことはよく言われることです。言われなくても「こんなに苦しんで、誰よりも(少なくともあなたよりは)頑張っているから」いいたくなるのかもしれません。同じ「頑張って」という言葉でも同病の人に言われるのはまったく傷つかず、むしろ頑張ろうと思うのかもしれません。 

また、「愉快に過激に品性をもって」という樋野先生の視点も面白い視点だと思います。この3つを並列で語るという意外性に最初少しクスっと笑ってしまいました。ただ、「過激」という言葉について自分がもっているイメージと、樋野先生がおっしゃる「過激」の意味合いが違っていたのでなるほど~と思ってしまいました。確かに、なかなか存在しないとは思いますが、目指すべき性格だと思いました。
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グレーゾーンに対して語るには愛しかない

>かけられて嫌だなと思う言葉には価値観が関わってくるので、とても難しいと思います。

>「頑張って」という言葉に傷つくことはよく言われることです。言われなくても「こんなに苦しんで、誰よりも(少なくともあなたよりは)頑張っているから」いいたくなるのかもしれません。同じ「頑張って」という言葉でも同病の人に言われるのはまったく傷つかず、むしろ頑張ろうと思うのかもしれません。

私が悪性腫瘍の長期療養中に一番、心に突き刺さった言葉は、
「早く、よくなってください!」でした。

生徒たちの無邪気な励ましならまだしも、半年休むことも届け出て、治療の計画もある程度は知らせて、そのうえでの、「早く良くなれ!」は、心遣いというより、もはや「強制」「排除」以外の何物でもないと思ったからです。「お前は、もういらない。」そんな風にさえ聞こえました。

私がこれから悪性腫瘍と一生付き合っていこうとする勇気を「勇気くじき」する言葉以外の何物でもありませんでした。もちろん、私を痛めつけようとしてかけて言葉ではないと信じたかったですが…

生徒たちには、「こういうときには、『ゆっくり、こっちは気にしないで治してください。』って言うんだよ。」と教えてあげましたが、まさか、大の大人たちに、そう言うわけにもいかず…

さて、本題です。(以下、引用)

なぜ病気になったのか、なぜがんになったのか、なぜ障害があり生まれてきたのか。なぜかはわからないけれど、こうなってしまった、という線引きのできないグレーゾーンで多くの人がみんな悩んでいるのです。

考えてみれば、人生も世の中の様々な現象も、グレーゾーンだらけです。足下を照らす懐中電灯を得たかのように、その悩みを対話で解消し、その人なりの「いい覚悟」を持てるようにしてあげたい。その思いを支えるのは、間違いなく愛です。

問題の解決には至らなくても、不安が解消されることは、足下を照らす懐中電灯を得たような思いになります。
(以上)

私は、職場で、ずっと「教育相談の係」というのをやってきました。ほとんんど私のキャリア全般とかさなります。

そこで、「話を聞いてもらえただけで、少し安心した。」という生徒や保護者の想いに、山ほど接してきました。たとえ、問題そのものが解決しなくても…です。「相談できた段階で、悩みはほとんど解決している。」というのも聞いたことがあります。

たぶん、樋野先生も、このことをおっしゃっているのだろうと、勝手に都合よく解釈しております。

つまり、「寄り添って、話を聞いてくれる人」の存在が大切なのです。
脳脊髄液減少症にも、そういう立場の方がどんどん増えることを、切に願っています。









あきちゃん先生

あきちゃん先生 こんばんは。

今日は暑かったですね!
早く良くなってくださいという言葉は、刃の言葉だったのですね。
早く良くならなかったらそれでは?と思わせる言葉なのですね。

ゆっくりこちらは気にしないで治してくださいという言葉は、
確かに、反対に相手の立場に立った言葉ですね。
こちらはあなたを思って待っていますよという「愛」の言葉
だったのですね。

深いですね。

悩み事は抱えるとしんどいですが、吐き出すとなんだか
楽になって、それほど悩むほどのことでもなかったな・・とか、
悩んでも仕方ない・・と少し楽に考えられるように確かになります。
対人関係の悩みなどは、誰かを変えることなんてできないと
思い直すことも一つの解決策かもしれません。

相手に答えを求めていなくて、ただ聞いてもらいたいと
いうこともよくあります。そういう時に、人は嗅覚?を働かせて
気持ちを吐露しても受け入れてくれそうな器の人(しかも秘密を
厳守してくれる正直で誠実な人)を選ぶようにも思います。

あきちゃん先生は、ずっと選ばれてきたのですね!
納得です!

それでは、またアップをします。しばらくお待ちください。
いつもありがとうございます!
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