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カルテの裏側

医師として人として水俣病に向き合った
原田正純氏の50年

Eテレアーカイブ深夜番組をみて
脳脊髄液減少症とあまりにも似た現実。
歴史は何度も繰り返し
学ぶべき道理を人類に訴え続けている気が私はした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

原田正純氏は言う。


医師は一枚のカルテの裏をどれだけ見るかによって決まる
色んな形で患者と付き合うと
カルテの裏にあるカルテに書ききれないものがあり
それが自分を捕まえて放さないのだと・・・。


申請者の爆発的増加に困惑する認定審査会。
審査基準を厳しく作ることで患者をミニマムに抑えようとする力。
患者を診てない、現場を見てない医師が
机上の理論でその基準に合わないものがあると
患者が嘘を言っているのではないかと述べる。


自分は患者の顔がわかるから馬鹿なことを言うなと異論を述べ
こうして認定の保留患者が増える。


救済のために作られたはずの審査会が
患者切り捨てのための審査会になっていた。


医師と患者の関係は
治らない病気を前にした時どうするかだと思う。


医学は中立であるべきという。


では中立とは何か?
圧倒的に強い国(権力)と弱い患者がいたとき
医学の中立とは弱い患者にたつことだと原田氏は言う。
それを阻害する巨大な力(権力)があるとしても
医師は弱い側(患者)に立つべきだと・・・。


埋もれたままの被害者が沢山いる。
差別を恐れ隠している人が多い。


曇りのない原田氏の心が
患者の魂の救済にどれだけ貢献したか・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カルテの裏側に患者の数だけドラマがある。


諦めなければならなくなった夢、人生。
そして傷つきすぎた心。
計り知れない痛みや苦しみ
何年も何年も無理解にさらされた孤独の悲しみ


「助けて・・・」と声を上げで叫ぶこともできず
心の中で
「神様・・・お願い、助けて・・・。」
と声にならない声で叫ぶ。


仕事を失い、家族を失い、お金も底をつき
ただ自宅で横たわることしかできなくなった方や
命を諦めてしまった方・・・。


そんなことはカルテには載らない。
カルテの裏側に本当のこの病気の姿がある。


原田正純氏のご冥福を心よりお祈りします。


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激しく同意! します。

か~こ様
原田先生がご存命中に、水俣病の教材研究でお話をうかがったことがあります。
優しい眼差しの中に強い信念を感じました。
医師に限らず、どの職業でも、信念を持って従事することは当然だと思います。
もちろん、労働は、賃金を稼ぐことが第一義です。
しかし、そのことは、他人の権利を侵害することの上に成り立ってはならないことなのです。

お久しぶりです。。。

こんにちは(*^_^*)

最近、病院に仕事復帰して思ったんですけど。。。

私のところは、今は電子カルテになっていて、医師だけじゃなくて、
誰もが書き込むことができるようになっています。
看護記録が細かく書かれていたり、検査時の対応とか、
私も、気になることがあれば報告しています。

患者さんの情報も色々なことがわかるようになってきて、
患者さんの背景を考えながら、検査ができるようになりました。

裁判となると、また違うかもしれませんが、
ちょっとずつ、良くはなってきたかなって思います。。。

あきちゃん先生

原田先生の放送は心を打つものがありました。

教科書では書いていない現実をみて
患者から色々教わったと原田先生は仰っていました。

「脳梗塞の患者は水俣病にならないのですか?」
との質問に
いままで麻痺の起こっていない半身に症状がみられ
脳梗塞の患者もがんの患者も水俣病になるのだと
当たり前のことが改めてわかったと仰ってました。

他の医師からは何でもかんでも水俣病にするとの非難を受け
あれには参りましたと・・・。

医師が患者から学ぶべきことは多いと思うのですが
いつかしら医師は患者の上に立ち
患者の訴えた症状をも自分の教科書にないと
うそだおかしいと平気で言ってしまったりします。

5分以内で診察を終わらせるようにと
どこか営利企業的になってしまっている病院もあります。

良い番組を見ました。
原田先生の良いお顔を拝見しました。
どの病にもきちんと救世主が現れるのだと思いました。
いかなる批判を受けようとも時間はかかっても
正しきに人は集まってくるのだともわかりました。

きっと脳脊髄液減少症も正しく理解される日が来ますね。
これからもずっとご指導お願いします♪

コメントありがとうございました。

みんとさんへ

ご無沙汰しています。
体調はいかがですか?
お仕事復帰されたともことおめでとうございます。
くれぐれも無理なさらずゆっくり慣らしていって下さいね。

カルテの裏側には患者さんの人生ドラマがあります。
受付の対応なんかではなく
病気による家庭の問題、心の葛藤などなど・・・

全てを書ききることは小説にしないと難しいですね。
小説にしても無理かもです・・・。

その裏側を個別に患者さんを訪問して診て聞いて
そんなことしなくてもお医者様だから充分仕事はできたでしょうに
自ら調べ動き寄り添い・・・
そこに一人の人間としての素晴らしさを原田医師に感じました。

本物の医師がいるということを再確認しました。
カルテの裏側という言葉は原田先生からでました。
深い言葉ですよね。
医師と患者という関係というより人間対人間のお付き合いという形で
接していらっしゃった感じがしました。
とても心に響きました。
良い番組でした。
お陰で寝不足にはなりましたが・・・。

コメント有難うございます。
どうかご自愛くださいね。

異口同音

か~こ様

少し前までやっていたNHKの「ドクターG」でも、「患者様が最大の教科書」と指導のDrがおっしゃっていましたし、高橋先生も、日頃より「病を診ずして、人を診る」をモットーになさっています。

それらのお考えは、結局、「カルテの裏側を診る」ということなのでしょうね。
わたしが入院していたとき、、心配だったのは、診断や治療などの「理科的」なことではなく、入院中や退院後のわたしを取り巻く「社会科的」な問題でした。
Drは、そういうわたしの不安にもよく相談に乗って下さいました。

あきちゃん先生

あきちゃん先生全く同感です。

私も辛かった時、
自分の身体がこれからどうなるのかという不安は当たり前のことですが
自分がこれから社会生活が送れるのか
日常生活にどれだけ支障をきたすのか
病気になったことにより完全にかわってしまう生活に
強い不安を覚えました。

こんな身体では社会復帰はできないのだろうな・・・
子供の学校行事もとても参加できないなとか・・・
大好きだった旅行ももう行けないなとか・・・
30代半ばで人生の楽しみを奪われた気がして
なんか悲しくてね・・・

高橋先生が最初の治療の時
「風が吹いてますね。きっとで良くなりますよ。」
と言ってくれたことで心がどれだけ楽になったか・・・。
良くなるなんてハードルが高すぎて無理だろうなと思っていたときの
夢のような言葉でした。

2年かかりましたが
高橋先生に社会復帰を報告した時とても喜んでくださり
先生が喜んでくれたことがこの上ない私の喜びでもありました。

カルテの裏側は深いです。
私が知る患者さんを取り巻く環境はそれぞれで
皆悲しみと不安と、それに良くなる希望を交差させながら頑張って耐えています。

そこに寄り添ってくださるお医者様がいたら
魂の救済にどれだけ役立つかと思います。

私は高橋先生に辿り着けた事が幸せでした。
色々ありましたが闘病のスタートとしては良いスタートが切れました。
お医者さんは大変なお仕事です。
患者の命と心を委ねられる先生が増えてほしいと思いました。

あきちゃん先生のお医者様も良い先生のようで良かったです。
これからもご自愛くださいね。
そして・・・ず~っとご指導願います♪

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