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美意の杏配



一年ほど前、テレビで偶然聞いた
「美意の杏配」というインドの逸話を
このブログで紹介しました。

内容は下記のとおりです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔王様と家来が散歩をしていた。
そこに、猛獣が現れて、
王様の指をかみちぎってしまった。

王様は家来に
「なぜ助けてくれなかったのか・・」
と怒った。

助けられなかった家来はひとこと、

「美意の杏配(びいのあんばい)です。」
(天の美しい配慮によってきめられている事)
・・・と。

王様は怒って、家来を牢獄に入れてしまった。

その後、しばらくして王様は一人で
また散歩にでかけた。

その時に、人をとらえて、いけにえ
にする集団に捕まってしまった。

しかし、王様の指が無いのを見ると、
「この人は神からの遣いだから殺してはならない」
といって、王様を逃がしてくれた。

王様は、牢獄に入れた家来の所にいって、
「指を猛獣にかまれたことで、自分の命は助かった・・・。」
といい、家来を牢獄に入れてしまったことを
お詫びした。

家来は、

「これもまた、美意の杏配です。
お詫びはまったく要りません。
王様が私を牢獄に入れてくれたお陰で、私も命が
助かりました。もし、一緒に行っていたら私の
命はありませんでした。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、ある患者さんからご自身の闘病の話を
教えてもらい、この「美意の杏配」の話を
思い出しました。

その患者さんは若いころに
脳脊髄液減少症を発症されて、
じわじわと体調を崩し
あるときに劇悪化して様々な神経症状とともに、
歩くことも困難になりました。
数十年たった今、
自分なりにいくつかの治療を試みて
痛みがかなり楽になり、日常生活でも
雪が降れば、雪かきもできるようになった・・
と教えてくださいました。

そして、ご自身の辿った過程すべてが
自分には必要だったと思う・・と
すべてを肯定されていました。


辛いときに、その現状を肯定することは
とてもできないと思いますし、
できなくて良いと思います。


しかし、前に進む時の流れの中で、
いつか肯定できる時がくる・・
そういうことを、私に教えてくださった
ように思います。

お話しを通じて、その方の心の穏やかさも
感じました。

ご自身に合う治療を継続されて、
益々ご快復されますことを
心よりお祈りいたします。


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No title

あっこちゃんこんにちは!

美意の杏配という言葉、ご紹介していただいてからもう一年になるんですね。
苦しみや悲しみを乗り越えてその全てを肯定するには大きな勇気が必要になるけれど、
その乗り越えた先には、以前と違う自分のアイデンティティーが確立されるのは間違いないです。

そしてそれは、他人が「肯定しろ」「乗り越えろ」
と言っても決してできるものではなく、
自らの意思と勇気によってできるものなんですよね。
かーこちゃんが大きな大きな勇気によって、今までの過程の全てを肯定することができたように。

ちなみに、このプロセスは、哲学者のアルフォンス・デーケン先生の唱えた
「自分の、あるいは愛する人の死に直面した人が、それを受容するまでのプロセス」
と似ている気がします。
そのプロセスっていうのは、

1.精神的打撃と麻痺状態
2.否認
3.パニック
4.怒りと不当感
5.敵意とうらみ
6.罪責感
7.空想形成ないし幻想
8.孤独感と抑うつ
9.精神的混乱と無関心
10受容
11.新しい希望ーユーモアと笑いの再発見
12.立ち直りの段階ー新しいアイデンティティの誕生

必ずしもこの全てをこの順番で辿る訳ではないけれど、
「共に喜ぶのは二倍に、そして悲しむのは半分に」
そんな耳を傾けて共に歩んで感じてくれるひとがいれば、自分の道のりを肯定する日も、ずっと近くなる、
そう思います。
このブログが、患者さんの皆さんにとって、そんな癒しの場であると感じています。

そうそう、石巻に帰省する時にね、署名用紙を持っていったんです。
何名もの方々が、快く署名を引き受けてくださって、本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。
被災地の人たちも、自分が苦しい思いをしたからこそ、患者さんのつらさに寄り添ってくださっている、
人と人とはやっぱり共感しあえるのだと、新年から清々しい気持ちになりました!

今年もきっと、素晴らしい年になるにゃん!(笑)

みんみんちゃん

みんみんちゃん、おはよう!


哲学者のアルフォンス・デーケン先生の
「自分の、あるいは愛する人の死に直面した人が、
それを受容するまでのプロセス・・
素敵なご紹介ありがとう。

哲学って難しいイメージがあるのだけど、
ご紹介していただいたところを読むと
うんうんと納得できる感じですね。

受け入れる・・というのは
ハードルが高かったら簡単に
できるものではないですね。
自分、もしくは愛する人の
「死」に直面する・というハードルの
高さを考えると最難関に挑戦する感じ
だと思います。

あるクリスチャンの方がNHK教育テレビで
新春に話していたのを偶然聞きました。

死という避けられない状況に直面した
ときに、地位や名誉などは剥げ落ちて
魂がどんどんと剥き出しになるそうです。
その時に、死生観を持っている人の強さを
感じるといっていました。


どんなことでも、困難であればあるほど
「受け入れ」たり、「肯定」したりって
他人にそうしましょう・・そうした方がいいですよ・・
と言われてもできないけれど、自分の心の底から
湧き上がって納得できて初めてできるんだと思うし、
それが自分を癒すということにも
つながってるんだと思います。


1.精神的打撃と麻痺状態
2.否認
3.パニック
4.怒りと不当感
5.敵意とうらみ

これらの感情ももちろん必要なんだと思います。

それと、みんみんちゃんもそうだと思うけど、
人は死んでも死なないんだと信じているからこそ、
どう生きるか・・っていうことも、
生かされている・・ってことも
輝いて感じられるし、
やっぱり・・笑っていたいし、
いたるところに存在する
幸せを感じたい・・と思います。

まるでふすまを開けて隣の部屋にいくように、
愛する人に「先に逝ってきます。」と
最期の言葉を残して旅立たれる人もいると聞いて、
100年先くらい?(笑)までに私もそうなっていたい・・
と思います。

いつもありがとう。署名も本当にありがとう♪
感謝☆感謝☆

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今年もよろしく♪

あっこさん、かーこさん

いつも素敵なお話をありがとうございます。
また、脳脊髄液減少症患者さんのためのご活動には頭が下がります。
ありがとうございます。

美意の杏配・・・いいお話ですね。
ジーンとしました。神様からのギフトですね。
その時は、「神なんていない!」と絶望しても。後から考えると
すべてに無駄がない、のが自然の摂理かもしれません。

このお話、私のブログでも引用させて頂いてもいいでしょうか?

>みんみんさん、はじめまして(*^_^*)

アルフォンス・デーケン先生の本は、私も大好きです。
特に「ユーモア学」は、日本人にとっては苦手ですが、ぜひ学んでほしい分野だと思います。
病気や苦難を乗り越える力が、そこにあるようにも思います。
もちろん「死生学」も。。。

今年もどうぞよろしくお願いします。

のぶさんへ

のぶさん、あけましておめでとうございます。

美意の杏配のお話いいですよね♪
どうぞつかってください!
出所は・・・ちょっと笑っちゃいます。
笑い話で笑福亭鶴瓶さん何かの番組で話していたそうです。
それを聞いてあっこが響いたようで・・・
アンテナ立てていると良い話をふとしたきっかけで聞けますよね(笑)

お身体はいかがですか?どうかご自愛いただきたいと思います。

私たちは活動なんていう大きなことはしてないですよ。
ただ・・・あの経験(私にとっても私を間近に見たあっこにとっても)
かなり忘れられないことでして・・・
何らかを発信するとか出来ることだけやってます。
自分が納得できるために小さくてもやれることだけなんですよ。

以前、のぶさんがエリザベスキュプらロス博士の話を
書いてありましたよね。
私も何冊か読んでたので共感したというか・・・
今回のみんみんちゃんのお話、似ていますね。
何だか・・のぶさんもみんみんちゃんも同じ香りがします。

では・・・今年もよろしくお願いします♪

No title

>のぶさんへ

初めまして!
デーケン先生のご本は、のぶさんは尊いご縁があって導かれて読まれた事があったのですね!
「ユーモア学」の本いつかぜひ読んでみたいです。
ありがとうございます。
今年もこちらこそよろしくお願いします!



>かーこちゃんへ


私とのぶさん、似た香りがしますか~~??
私は会うと、ギャグばっかり連発してる変な人です・・・
てことはのぶさんも!!!?(笑)
そんな、のぶさんに失礼です~~(笑

今年も、よろしくお願いします。

あっこ様
か~こ様

昨年中は、いろいろご教示いただき、ありがとうございました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

少々、家庭内がゴタゴタしておりまして、ご挨拶が遅くなりました。
(夫婦不和や、子どもの非行などではありませんよ。笑)

「杏配」(案配)は、「塩梅」とも書きますね。梅を漬ける塩加減。

ものごとを否定的にとらえるのか、肯定的にとらえるのか…
肯定的にとらえるということは、こまかすことや忘れようとすることとも違う…
リフレーミングやポジティブシンキングにもつながる考え方だと思います。

私も、悪性腫瘍をかかえ、身障者に認定されていますが、病状の否定は、自己否定につながると考えています。

健康なのが自分なら、病を得てしまったのも自分です。
すべてを受け入れて、週四日の通院も、「生活のリズム」と考えながら、また、この一年を生きていこうと思っています。










あきちゃん先生

おはようございます。

色々と大変な中、コメントありがとう
ございます。
こちらのほうが、あきちゃん先生からは
ご教示していただいています。今後とも
よろしくお願いします。

「杏配」はきっと当て字ですね・・。
鶴瓶さんが、杏樹の杏に配慮の配・・と
言ってたんです(笑)。そういう漢字
日本にはなくても・・なんとなくその
雰囲気が「塩梅」とも「案配」とも違ってて
杏樹の甘い感じがしてて・・素敵なだなぁ・・と
感じています。

梅を漬ける塩加減・・これも大切!です。
母は梅を漬けるのでよく言っています。(笑)
どんなことも、ほどほどの適度がいいですね。

「ものごとを否定的にとらえるのか、
肯定的にとらえるのか…
肯定的にとらえるということは、
こまかすことや忘れようとすることとも違う…
リフレーミングやポジティブシンキングにも
つながる考え方だと思います。 」

というあきちゃん先生のお考えは
高橋先生も似たことをおっしゃいますね。
物事のとらえ方は千差万別ですが
自分をごまかさずに肯定することって
心の健康にはとても大切だと思います。
心の健康は身体にはプラスの効果を
もたらすと思います。

あきちゃん先生が、
「病状を否定せず=自己否定もしない」
・・ということ・・

「健康なのが自分なら、病を得てしまったのも自分です。
すべてを受け入れて、週四日の通院も、「生活のリズム」と
考えながら、また、この一年を生きていこうと思って」

いらっしゃること・・
そういう考え方のすべてに共感しますし、
多くの学びをいただいているように思います。

やっと(苦笑)子供たちの学校がスタートしました。
あきちゃん先生も学校スタートですね(笑)

いつもありがとうございます。





みんみんちゃん のぶさん

おはようございます。

哲学者のアルフォンス・デーケン先生・・
確か・・のぶさんのブログで以前書かれていた
棚から落ちてきた・・本?でしたでしょうか・・。
違っていたらごめんなさい。

きっと深い御縁があるんだと思います。
本との出会いもすごい縁を感じています。

ユーモア!大切ですね。
みんみんちゃんのご家族のユーモア・・好きです!
のぶさんのブログのユーモアも好きです。

にもかかわらず前を向く・・
と同じように・・
にもかかわらず笑う・・
これも私は推奨したいです!

その本読んでみますね。
お二人からのご紹介感謝です。

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鍵コメさん

こんばんは。

こちらこそ素敵なお話ありがとうございます。
そして、署名のご協力もありがとうございます。

鍵コメさんの、周囲への感謝と感謝の心をきちんと
伝えていらっしゃること・・本当に共感します。

身体がしんどい時にも、その身体にさえ一日一緒に
頑張ってくれたと感謝されて寝るのが日課・・とのこと
簡単にできるものではないと思いますが・・
それを自然とされている鍵コメさんを私は
素敵な方だなぁ・・と思います。


周りのマイナスに目をむけるか・・
周りのささいだけれども、沢山
あふれているプラスに目をむけるか・・
で生き方は自分で自然と好きなように変えられる
と思います。

一年も前に知った美意の杏配を
鍵コメさんの・・
「すべてが自分には必要だった」
のお言葉で思い出すことが
できました。
そして、そのお言葉が今の私に
実は・・必要だったと思えます(笑)。

こちらこそありがとうございます!
これからも益々のご回復を
心から応援します。

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