スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

余計なお節介よりも偉大なるお節介を

暑い日が続きますね。蝉の声の響きが灼熱の季節に本当に似合います。ただ、脱水を起こしやすい季節ですので、皆様どうぞお気をつけください!
それでは、あきちゃん先生のコメントを紹介します。

さて、本題です。この節の「偉大なるお節介」については、前述されており、樋野先生が、あらためて力説なさりたい部分と感じました。(以下、引用。)

「だから、ぼくだって食べたいのはやまやまです。でも食欲はないし、正直食べられない。ところが、妻の『食べろ食べろ』が止まない。食事のたびに、顔を見るたびに、『食べて体力をつけましょう。さあ、少しでもいいから食べて』です。しだいに私は苦痛でしかたなくなりました。いや、言葉の暴力でしかないとまで思うようになりました。」

奥さんは、食べようとしても食べられない夫の苦しみを本当に理解しているでしょうか。実は、自分の気持ちを押しつけるだけの余計なお節介をしていることに気づいていないのです。

こんな夫婦もいます。
奥さんが病気で倒れました。
男というのは往々にして、妻というものはいつも元気ではつらつとしていて、自分の世話を焼いてくれるものと思いこんでいるようです。だから、病気になった妻にどう対応していいのかわからなくなってこんらんしてしまうのでしょう。
御主人は、やがてこれではいけないと気づいたようです。すると今度は、
「早く治して、一緒に旅行に行こう」
「治療法を変えたらどうだ。テレビでこんな情報をやっていたぞ」
「頑張れ頑張れ」

この場合も、自分の気持ちを押しつける余分なお節介しかできない夫気持ちのずれを感じます。

同じお節介なら、余計なお節介よりも偉大なるお節介をしましょう。他人の必要に共感することが偉大なるお節介、たとえ、相手が間違っていても余計な正論に走らず、よしと受容する心構えが大切です。
いたわりの言葉は、最小限でいいのです。偉大なるお節介は、同じ部屋にいて寄り添ってあげるだけでも十分であると私は思います。

自分ができないことがあることで、それを支えようと誰かが協力する。お互いの弱さや足りなさを補い合うことで人間として大きく成長していきます。
(以上)

はじめて、長期入院したばかりのとき、見舞いの言葉は、
「早く良くなってください。」の圧倒的な嵐でした。
それまで、年休も「完全不消化」だった私ですから、「すぐに治るだろう」ぐらいみんなが思っていたのでしょう。
しかし、結局は、約半年間の長期療養になりました。私には、入院前から、長期になることが予告されていましたから。

二回目の療養休暇のときには、「こちらのことは、気にしなくていいですから、ゆっくり治してください。」という言葉が圧倒的に多くなりました。
しかし、職場の同僚も生徒も、「気にしなくていい」と言っていた割には、学校の様子を逐一知らせてくれたのです。「お見舞いの整理券」を出したのは、前述したとおりです。
わたしは、すごく温かいものを感じました。そして、そのことが、復帰への大きなモチベーションになりました。

「余計なお節介から偉大なるお節介への変遷」を経験できたのだと思います。「悪性腫瘍の、しかも、ステージⅢ」という決して看過できない状況ではありましたが、私は、自分のなかに幸せを感じました。



ここまで


患者と家族、患者と友人、患者と同僚などそこには立場というものがあり、いつどこで自分がどっちの立場に立つかは判らないものです。そして、その立場にならないとわからない事は山ほどあって、経験者の具体的な話はとても視野を広げてくれるものだと思います。

自分の生を一生懸命生きているのと同じく、他者もその生を一生懸命生きている。 相手の行動が自分の意に沿わないようなものだったときに、どういう思いがあってそういう行動をするのかと想像してみること、答えがでないとしても、もしかしたらその沿わない行動の背景に自分の余計なお節介がなかったのかと自省すること、そして、思いつくところがあるとしたら慎むこと、など必要なことかもしれないなと思います。

100%自分に起こることの責任は自分にある、もしくは、自分の「ため」にあると考えるのが良いというのを聞いたことがあります。

「余計なお節介」をされてしまった、してしまったら、それを改善して「偉大なるお節介」について考え、行動できるための飛躍するチャンスを与えてもらったと捉えると良いかもしれませんね。
スポンサーサイト
プロフィール

あっこ&かーこ

Author:あっこ&かーこ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。