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いじめを考える(2)

いじめによって尊い幼い命が失われました。

今、マスコミが我先にと
学校の隠ぺい体質と保身をとりあげ放送しています。


私は、ニュースをみながら
自殺をしてしまった子の無念さを痛いほど感じ、
怖かっただろうな・・苦しかっただろうな・・と
言葉にならない気持ちになります。
また・・・ご両親のことを考えると胸が痛みます。


いじめをした少年達は非難されるべきですし、
当然の償いはしなければならないと思います。
しかし・・・
いじめをした少年たちを吊し上げ痛めつけることは
本当の意味での問題の解決にならないとも思います。


なぜなら、そういういじめをする少年を育てたのも
実は、社会と彼らを取り囲む大人であるからです。


こういう事件がおこってしまったのは、
自分には全く関係ない・・、
関わったら厄介なことになるから
見て見ぬふりをする方がよいとする社会が
背景に必ず存在すると思っています。


未だ明るみにでていないけれど
あらゆるところで存在するいじめのような状況について
社会全体が真剣にそして猛烈に考え反省し
命を投げ出してしまった少年の死を
決して無駄にすることなく、
胸に刻み込んで生きなければならないように感じます。



下記は平成11年10月19日ブログの記事です。
いじめは、自分の知っているところ・知らないところ・
知ってはいるけれど関わりのないところ・・
至る所に起こっています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学校でのいじめは子供たちや
学校だけのの問題ではないと思っています。
大人の問題です。
なぜなら、子供の社会は大人の社会の縮図だからです。


いじめは、大人の権威がある世界でも、
政治の世界でも会社でも日常茶飯事に行われています。


子供たちにいじめはだめですよ・・!
と他人事のようにいう前に、
大人は自分や社会がいじめをしていないか・・
考えてみないといけないかもしれません。


自殺してしまう子供がいることを考えると、
それほどまでの陰湿ないじめが
子供の世界にあることを想像してしまいます。


でも、それも大人の世界の縮図だと思っています。


なぜなら、子供は親の背を見て育ち、
大人の行動や言葉を純粋に聞いて育っていると思うからです。


一生懸命10年以上向い風を全面に受けながらも、
率先して脳脊髄液減少症患者を治療してくださった
先生の集めた33症例や、
先生の推奨するRI脳槽シンチがばっさりと却下される
診断基準をみても・・・


私には・・権威ある世界での 
いじめ のような気がしてなりません。


脳脊髄液減少症患者は、
ひどい症状を抱えながら医師を転々とし、
病の壮絶さから、仕事を失う人も少なくありません。


病名にたどり着くも、保険適用外の一回何十万もの治療を
何度も自分で支払わなければならず、
たちまち生活苦に陥ります。


何人かの患者さんが自殺しています。
病の苦しさから・・?
それもあると思います。
でも・・社会からも国からも医療からも
「見捨てられた」と感じた悲しみの方が
大きいのかもしれないと思います。


子供が陰湿ないじめに耐えられないで命を投げ出すのと、
脳脊髄液減少症患者が自殺するのは
同じなのかもしれません・・・。


子供の自殺を予防するための政策を作るのなら、
小手先のものでなく、
大人が自分にもその責任の一端があると思って
作って欲しいです。


そうすることで、
心がこもったものができると思います。


以前、議連総会に参加したときに
民主党の議連事務局長である
石森議員(脳外科医)が


「皆さんを苦しませたのは、交通事故はむちうちだから
 整形外科へと考え続けた脳外科医である私たちに
 『責任』がある」

とおっしゃっていました。


患者が苦しんだのは、
患者の言葉に耳を傾けなかった『医師に責任がある』と思って、
患者を救う診断基準を作ってほしいと思います。


国も、同様です。
国には責任がないという考えが、
保険適用を先延ばししても仕方がないという考えに繋がります。


有権者の声を無視し続けた『責任』を
議員自らが自分のこととして感じてほしいと思います。


基準をもって患者を切り捨てることには
私はどうしても我慢ができません。
弱いものいじめは止めましょう。


最後に命について自分の考えを書きます。


人は死んでも魂は永遠に生き残ると
私は思っています。


限られた時間をどんなに苦しくとも生き抜いてこそ
その人の魂は磨かれると思います。苦の先にあるものは
苦ではありません。


子供も大人も今あるかけがえのない命を大切にし、
どんなに苦しくても投げ出して欲しくないと思います。


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